登山でのトラブルにテーピングを工夫して使う
エマージェンシーテープを使う
登山中のもしもの時のエマージェンシーテープ。
足首、手首の捻挫、肉離れ、ヒザ痛など、登山中のトラブルにハサミ不要ですぐに貼れ
チャック袋入りなので、そのままフィールドに持って行けます。
使い方はコチラ
今回はこのテーピングを工夫して使用する方法をご紹介します。
靴のソール剥がれ
普段から履いていれば異変に気が付くのですが…。コロナ禍などで久しぶりに履く靴。
たまに山小屋や登山口などで、この靴のソール剥がれのトラブルを耳にします。
そんな時にもエマージェンシーテープが役に立ちます。
泥や雨などの汚れで靴の生地にテープが貼り付かないですよね。
そんな時はテープの粘着面どおしを絞るように貼り合わせていきます。
粘着面が強力にくっつくきます。歩行時に横方向に引っ張れるようなチカラは加わらないので剥がれません。
※ソールの凹凸が無くなり靴本来の性能が発揮できないので充分気を付けて歩行してください。
絆創膏の変わりに
もし絆創膏など傷口を覆い隠せるものが無く、どうしようもない時に絆創膏やガーゼの変わりに工夫します。
※正規の使用方法ではなく、他に代替えの処置ができない時の為のご紹介です。
傷口に粘着面が当たらないようにテーピングを折返します。
指で刺している部分が傷口に当たるように貼り付けます。
バックパックの補修
フィールドで何かに引っかかりファスナーが壊れてしまった。ストラップが取れてしまった。
などのトラブルもたまに聞きますね。
写真は、ロードリフトストラップの根元が取れてしまい、ストラップを折り返し重ねてぐるぐる巻き。
2日間の山行で剥がれることなく使用できました。
このようにテーピングは身体に貼るだけなく工夫次第では登山のトラブルに役立つこともあります。
是非、皆さんのエマージェンシーキットの仲間に入れてください!
ここでご紹介したのは「正規の使用方法ではない」ですが、持っている道具を工夫してトラブルに対処しましょう。