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ランナーの会話で時々でてくるシンスプリント

スネの内側や内くるぶし周辺の違和感 → シンスプリント

ランナーの間で時々出てくるカタカナ、“シンスプリント”。いったいなんでしょうか?
シンスプリント(英: Shin splints)とは、脛(スネ)の辺り、脛骨周辺に痛みが発生する症状。過労性脛部痛とも言う。今回はその中でも後方型のシンスプリントについてお話しします。
※注意 これは痛みに対しての治療ではございません。痛みがある場合は接骨院や医療機関に必ず相談してください。

スネ内側の違和感だけでなく時に土踏まずのあたりやクルブシ下部の違和感もこのシンスプリントの可能性がかなり高いです。ですので土踏まずの辺り=足底筋膜炎と間違いやすく、私のトレーナー活動の経験上、この土踏まず周辺の違和感をもつランナーの半数以上がシンスプリントです。

足底筋膜炎との見分け方

土踏まずの違和感だけでなく、下記の写真1の★部分を指で押してみて痛みを感じた場合がシンスプリントの可能性大!

なぜシンスプリントになってしまうのか?

私がトレーナー活動中でシンスプリントによく遭遇する季節があります。それはフルマラソンシーズンの冬。

●初心者ランナーさんは、いよいよ大会が近づいて付け焼き刃的に急に練習を始める方が、走る=跳ねるように走ってしまいジャンプする動きに似た、足首をコネてフクラハギを使った走りに。その時母趾球(ぼしきゅう、足の裏の親指の付け根にあるふくらみ)側を特に使ってしまうとたちまちシンスプリントに。

●ベテランランナーさんは、ビルドアップ走やインターバルの練習のようなスピードを出す走りの時に、母趾球側で跳ねる走りでスピードを出しシンスプリントに。

●トレイルランナーさんは、登りの跳躍力に母趾球側を使ってしまう。下りの着地時やカーブをサイドステップのようにして踏ん張る時に母趾球側を使って着地や蹴る事をしてしまうとシンスプリントになります。

シンスプリントにならない走り方は?

ロードを走る時、どの速度域であっても足首の角度を変えず足首で跳ねないようにし、腿周りやお尻の大きな筋肉を使ってスムーズに走る。トレイルでの下りや登りの時、母趾球側ではなく足の裏全体で着地から蹴り出す動きをする。注意点は、「母趾球を使ってはいけない」と頭で思いすぎると、小指側を極端に使って走ってしまい、脛外側のシンスプリントになってしまいます。あくまでも「足の裏全体で」と考えましょう。
「跳ねない!蹴らない!脚を回してスムーズに!」

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